2026年上半期振り返り

2026年上半期を振り返り、下半期からの事業方針を見直しました。

これまで当社では、今後の電気自動車(EV)の普及を見据え、EV充電設備工事を新たな事業として展開することを検討してきました。

今回は、これまでEV事業に取り組んできた内容と、その中で得た経験、そして現在の事業方針についてご紹介します。

EV事業を始めようと考えた理由

今後、電気自動車の普及が進めば、住宅や店舗、事業所などにおいてEV充電設備の需要も増えていくと考えています。

そこで、これまで培ってきた電気工事の経験を活かし、EV充電設備工事を新たな事業の柱の一つにできないかと考え、進めてきました。

これまでの取り組み

EV事業の立ち上げに向け、以下のような取り組みを行いました。

① 事業基盤の整備

長崎電気工事業工業組合への加入

EV工事プロ登録

ホームページへのEV工事ページの作成

EV充電設備に関するサービス内容の検討

単に「充電器を取り付ける」だけではなく、施工から相談・調査まで含めたサービスを提供できる体制を検討しました。

② EV充電設備工事の営業活動

EV事業の可能性を検証するため、車販売店などへの営業活動も行いました。

特に、EVを購入するお客様との接点を持つ販売店との連携を検討し、EV充電設備工事につなげる営業方法を模索しました。

③ チラシ・ホームページによる集客

EV充電設備工事のチラシを作成し、ターゲットエリアを設定。

ポスティングの期間や配布部数を決め、実際にテストマーケティングを行いました。

その後、反応を踏まえてチラシを改良し、2回目の販促も実施しました。

新聞折込や大波止デジタルサイネージなどを行いました。

④ EV充電設備の「施工」以外のサービスも検討

他社との差別化を図るため、単純なEV充電器の設置工事だけではなく、

「EV充電設備導入診断サービス」

など、導入前の相談・調査を含めたサービスについても検討しました。

ホームページにも関連サービスを追加し、EV充電設備を導入するお客様が相談しやすい形を目指しました。

⑤ 事業計画・資金調達

事業を本格的に展開するため、日本政策金融公庫への事業計画書を作成し、融資についても相談しました。

単に工事を受注するだけではなく、一つの事業として成立させるための計画づくりにも取り組みました。

EV事業を一旦休止することにした理由

ここまで準備や営業活動を行ってきましたが、2026年上半期を振り返り、下半期から事業方針を見直すことにしました。

現在は、水廻りリフォーム関連工事の事業強化を優先する方針としています。

今後は、

新規取引先の開拓

対応体制の構築

同業者・協力業者との連携

水廻りリフォーム関連工事の受注強化

に経営資源を集中させるため、EV充電設備事業については一旦受付を休止する判断となりました。

これはEV事業を否定するものではなく、現時点での会社の経営資源と市場環境を考えた上での判断です。

EV事業への取り組みは無駄ではなかった

今回、EV事業を実際に立ち上げようとしたことで、

「新しい事業を始めるには何が必要なのか」

を実際に経験することができました。

営業、広告、ホームページ、サービス設計、事業計画、資金調達など、電気工事そのものとは違う部分についても多くのことを学びました。

また、実際に市場にアプローチすることで、机上で考えるだけでは分からないことも見えてきました。

今後について

EVは今後も大きく変化していく分野だと考えています。

そのため、今回の休止は「EV事業をやめる」ということではなく、今後の市場環境や需要の変化を見ながら、再び事業として展開する可能性を残した一時的な休止と考えています。

まずは現在注力している住宅電気工事・水廻りリフォーム関連事業の基盤を強化し、会社としての体制を整えていきます。

今後、EV充電設備の需要がさらに高まり、再び事業として取り組むタイミングが来た際には、今回の経験を活かして、より良いサービスを提供できるよう準備していきたいと考えています。